約 45,017 件
https://w.atwiki.jp/new2souennokanntai/pages/476.html
それな、、、まあ私は空母主力だからハードで精一杯だったけど - 名無しさん (2021-05-30 15 51 45) Extremeが攻略できない… - あ (2020-04-11 02 45 30)
https://w.atwiki.jp/arrowhead/pages/18.html
「な、なんという……」 誰かが思わず溢した。 それも無理はない。なんという強さだ、と言いかけたのだから。 その薄紫色に塗装された、戦術機、なのだろうか、とにかくその機体は、跳躍ユニットを使用している様子すらないのにもかかわらず宙に浮遊し、しかも自分が搭乗している戦術機には絶対できないであろう戦闘機動でBETEの群れの中を「飛行」し、見たことがない光り輝く弾丸を、両腕から撃ちまくりながら次々に「屠殺」していく。 次々に崩れ落ちて物言わぬ元生物と化すBETEの群れ。 あれは戦闘ですらない。 あれは遊びだ。 ナイトメア隊の面々は、どこか現実味にかけた光景に機体を止めて「それ」を見ている。 BETEに感情があり、人間のように会話することができたなら、きっとこう叫んでいるに違いない。 そんなの理不尽だ、と。 戦術機よりやや全高が高く、手足が大きめに感じられる。肩を護っているのは、あれは――目らしき塗装、がなされた装甲板なんだろう。 とにかく、自分、そして隊のメンバーは、誰一人としてその戦術機を知らない。 いかなる世代の戦術機とも合致していないように思える。 その薄紫の戦術機の前方に――装着なのだろう、そもそも物理的に繋がっているように見えない、つまり一定の距離を置いて浮いているオレンジ色の球体が打ち出され、次々と小型のBETEを――汚く「喰らい」尽くしていく。 そのオレンジ色の球体は、まるで意思が有るかのように突撃級に飛びかかると、まぁ自分が乗っている戦術機と比較しても低速だが、とにかく飛びかかり、オレンジ色の球体の表面に装着されている部品が「光る何か」を宿し、数秒接触しただけで突撃級を喰らい、その場に横たわらせた。 あれは何という兵器なのだろうか。 該当する言葉が見つからない。 要撃級が球体兵器に攻撃を仕掛けると、逆に表皮を抉られる。 仕組みはわからないが、物理的に破壊できないのか。それともどうなのか。 『どうした。お前らの仕事をしたらどうだ』 皆がその「屠殺」「虐殺」に見惚れている時に、その薄紫色の戦術機から通信が入った。男性の声だ。私は再度操縦桿を握りなおした。 そうだった。私達がやるべきはBETEの殲滅。 何を惚けている。自分に鞭をうつ。 「全員攻撃開始!」 『了解!』 全員が各々の武器をあげて憎きBETEに攻撃を開始した。 やはりそうらしい。 俺は6連装ミサイルを、でかい10本の足が付いているバケモンにぶち込みながら思った。 バケモノはあっさりと胴体を吹き飛ばされて死んだ。 ――この世界の技術は、極端に低い。 あのゲインズもどきの機体には、「ザイオング慣性制御システム」のような推進補助機構が組み込まれていないらしい。恐らく、作用反作用に頼った原始的な推進システムしかないのだろう。 しかも持っている機関銃の威力は、元の世界では比較的ポピュラーで、威力の低い「ビームバルカン」にすら及ばず。 よくあんな鉄屑で戦えるもんだ。 俺は逆に感心してしまった。 連携がうまく取れている。性能の悪さを腕で補っているらしい。 それはともかく。 あの足10本の奴の中にこのアンノウンが収納されているらしい。 さっき戦いながら中身をAIに調べさせた。なら、出てくる前に退場願おうか。 「フォースを突撃モードに変更。ミサイル発射一時停止」 ≪了解≫ バーニア、最大推力へ。青い火炎が機体を推進させる。 ものの一瞬で風景が変わり、やたらとデカイもう一匹いた10本足――まぁこのバケモノどもを運ぶ上にデカイから、差し詰め「歩行要塞」か。その真上に俺は降り立った。 「死ね」 ビームクロー展開。空気を焼きながら青い爪が計6本両腕の先端に現れる。 俺は、躊躇うことなく腐れ要塞の足の付け根に突き立て、両断した。 何本も何本も何本も足を斬りまくる。 バランスを崩したらしく、悲鳴を上げて倒れる腐れ要塞。 確かに硬い。 しかし熱や特殊エネルギーに対しては対策がなされていないらしい。 こいつらきっとアホだ。アホは死ね。 「っと、アブッ、ねぇ」 デカブツから生えている触手らしきものが俺の機体に襲いかかり、空間を薙ぐ。だが俺は既に退避していた。 空間さえあれば、ものの一瞬で音速を突破できるR戦闘機にとって、あまりに遅い攻撃だ。 アクビが出ちまう。いや、出た。 両腕のバルカンから弾をひたすらさっき地面に倒した腐れ要塞に撃つと、痙攣を起こして動かなくなった。 同時、機体をスライド。あらかじめ思考の一端で自動制御モードを解除して待機させておいたフォースを「後ろ」に装着。 エネルギー供給開始と同時に、フォースのパーツから黄色い剣が伸びる。 これで死角はない。前方はビームクロー。後方はフォース。俺はとりあえず近場にいたサイ(に見えた)っぽいアンノウンを切り刻んでやる。 サイっぽい奴はハラワタぶちまけて死んだ。 さぁ、ほら。お楽しみはこれからだ。 ――そして力天使は、剣を構える。 「ヤッてやがるな、アイツ」 誰にも聞こえず。そして誰にも気がつかれず。 隠密に、静寂に。 「でもまぁその方が後で交渉しやすい」 浅異層次元潜行による偵察。 隣接する(それ以外に適切な表現がないので使用する)次元に機体を移動させることで、気が付かれることなく接近していたヴァジルカの機体、ミッドナイト・アイは、円盤状の大きなパーツをゆっくりと回転させながら情報収集をしていた。 これがバイドだったら、既に攻撃を受けていただろうが、このアンノウンは、気がついた様子もなく、ひたすら突進を続けていた。 一匹一匹の詳細なデータを、貪欲に吸収する。しかも敵は絶対に気がつかない。 戦闘ができないといってもいいミッドナイト・アイにとって、今回の敵は実に楽だった。 早期警戒システムを備えた、初期の機体だが、量産しやすく、太陽系の外側の基地に多く採用されている傑作機。 殺して殺しまくる戦友の姿を、彼の機体は、地面から突き出た大きな「岩の中」から見ていた。 次元が違えば、障害物など意味をなさないからだ。 大量の情報の奔流を、彼はすべて目を通していく。 そんなことをすれば、常人であれば、オーバーブローをおこして昏倒するだろうが、彼の脳は既に電子的に強化を受けており、さらに血中のナノマシンがその他の機能を補ってくれる。だから平然としていられる。 「お。敵が撤退し始めたか。さぁて、オレも帰るとするか」 機体が地面へと潜り込み、そして、消えた。 痕跡すら残さずに。影のように。 喰い足りない。 それが彼の率直な感想だった。 「………」 ≪バイタルサイン正常。機体の損傷皆無。敵性因子撤退開始――≫ 機体のAIが人間そっくりの声色で現在の状況を解説している。 弱かった。 それも、彼の感想だった。 ≪不明機から通信です。電子戦用意――接続≫ どこか緊張した面持ちで、女の声がヒュロスのキャノピー内部に、正確には、彼の頭の中に響く。 彼は、それをとりあえず聞いてみることにした。 警戒したようにヒュロスの周りを取り囲んでいる不明機、その内の一機。リーダーらしい塗装(なんとなくそういう感じの)がなされたその一機が、前に少し進み出る。これで包囲しているつもりなんだから、やはり性能差が歴然とわかる。 真上がガラ空きだ。 今一斉に襲われても、全員を返り討ちにすることは実に容易い。 『こちら国連太平洋方面第11軍 横浜基地所属ナイトメア隊 隊長「富士 キサラギ」と言います。その――え~~戦術機、に搭乗している衛士、応答願います』 『こちら国連軍所属第1333試験部隊、御鞍衣(ミクライ)メイゼ。感度良好。そちらの話をわかるやつを頼む』 相手は少し戸惑ったように言葉を詰まらせ、 『話のわかる奴、ですか。――少々お待ちください』 さぁて、どんなヤツが来るか楽しみだ。 メイゼは、一時的に不明機との通信を切り、「サクラ」につないで指示を求めることにした。 通信が変わる。ハーン艦長だ。 『こんなんでいいんだったか?』 『ああ。引き続き頼む』 『了解』 通信が戻る。そこから、まだ若い女の声が聞こえてきた。 『初めまして、私は国連軍横浜基地副司令、香月夕呼よ』 『こっちは―――さっき言ったから省略だ』 『そう。で、いきなり本題に入るけど』 通信の向こう側で、理知的な声の主が多少身じろぎをするのを感じた。 『国連軍所属第1333試験部隊なんて部隊、存在していないわ』 『ほぉ、それで?』 『貴方の乗っている兵器、それはどこで製造されたの?』 『……地球ですが、それが?』 『そうね、貴方、異世界の人間でしょう? そんな無茶苦茶な高性能の兵器、この地球上には存在していないし、そもそも造れないわ。しかも突然現れたし』 正しくは並行世界の人間ね、と香月は最後に訂正した。 『よくわかりましたね。正解です』 しかし、兵器に関してあんなボロ鉄の骨董品しか製造していないのに、次元に関することだけはある程度の知識があるとは。多少呆れつつ、メイゼは相手の反応を待つ。 『まさか正解なんて言われるなんてね』 『そこで取引といきましょうか。香月殿?』 『殿なんて気色悪いわ。香月さん程度にして』 『では香月さん。我々は今行くあてがなくて困っているので、当分の間の衣食住と物資の補給を約束してください。そして勝手に機器を弄らないことも』 言いたいことを先に言われたのか、香月は黙って聞いている。そうなると、自然とこの先の展開は読めてくる。 『見返りに、あのアンノウンを適当に排除します』 『ああ、あれはBETE。アンノウンじゃあ不都合が生じるからそうしておいて。排除、というよりは、部隊の撤退を支援して、それと出来るだけの部隊の救出をお願い。で、補給は必要?』 『BETE、ですか。了解しました。いえ。補給なんていりません。あのノロマどもを屠るのに、補給なんて必要ない』 神だって殺して見せる、と。 メイゼは楽しそうに無線越しに笑った。 本当に、楽しそうに、血で濡れて真っ赤になった力天使は笑った。破壊衝動を満たせると、彼は笑う。 戦場は、まだ眠らない。 インターフェースを通じて直接メイゼの脳内に情報が入り込んでくる。その内の一つ。通信回線を開く。 『こちらミスリル1。アンノウンの種類は大まかにわけて7種類ということが判明。今そちらに情報を送信している』 ヴァジルカの独特の声だ。偵察から帰ってきたらしい。 『こちらハーキュリー1。……受信した。レーザーを発射するやつがいるのか』 『そうらしい。この世界の部隊を護衛するんだろ? どうするんだ?』 ヴァジルカの言葉にメイゼは少し沈黙する。どうするんだ? 決まっている。 バイドを殺すために、初めてアロー・ヘッドに乗った時から、完全では無いにしろ、心に決めていた。 否、バイドを殺すことを生業にしている連中は、皆そうなのだ。決して枯れることがない感情、憎しみを胸に抱いている。俺だってそうなのだから。 バイドで無くてもいい。人類に敵対するなら、脳漿をブチまき、内臓を焼き尽くして殺す。骨を砕いて体液をミサイルで蒸発させる。 だから、 『皆殺しだ』 国連軍横浜基地副司令、香月夕呼は、闖入者にとある情報を渡していなかった。 それは、戦術機の装甲を楽に焼き切るレーザーを発射する種類のBETE、レーザー種の存在を言っていないということだ。 しかし。 香月は考える。 並行世界について知っていて、しかも重力制御機関を搭載しているらしき人型兵器を駆る、彼なら、きっとこの状況を潜り抜けられるはずだ。 殺されたなら回収して解析、生き残れば手を結ぶ。 どちらにしろ、悪いようにはならない。 香月は、科学者である以前に、日本人だ。 会ったことがない、しかも所属不明の連中に、一発で心を許すような人物ではなかった。 ひょっとすると、人類を殺すために派遣された連中である可能性もあるではないか。 しかしまぁ。 彼女はそんなことを思いながらも、どことなく心が弾むのを感じていた。 送られてくる映像をチラリと見ただけで分かる、その戦闘力―――これは使える。 鬼神が如くの力で敵をことごとく肉の塊へと変化させる薄紫色の鉄の巨人。見たことがない兵装を扱い、要塞級の外殻ですら、加熱したチーズにナイフを入れるような、キュウリを包丁で輪切りにするような威力の光の爪。突撃級の甲羅を一撃にて貫通する腕部の兵装。攻撃をうけても壊れる様子のないオレンジの球体。 彼女の脳裏に「希望」という文字が微かに点滅した。 『聞いていなかっただろうが、お前らは俺と一緒に他の部隊の救出して撤退する。いいか? 富士 キサラギ隊長』 通信を切ったメイゼは、改めて待機させてあった通信を開きなおし、キサラギに声をかけた。 『それは香月副司令官の命令、もしくは指揮官の命令ですか?』 多少緊張を孕んだ声が返される。 『ああ』 『では、少々お待ちください』 通信が途切れる。恐らくは、上に連絡をとって、事実の確認をしているのだろう。 だからメイゼは待つことにする。 『わかりました。皆聞いていたな? これよりコールサイン「ハーキュリー1」に続いて部隊の救出、そして撤退を行う』 『―――ちょっと待って』 静かな声が無線を通して聞こえた。なんだこいつ、とメイゼは考えながら、並列して走る思考を使って周囲の状況の分析を始めた。ナノマシン稼働率良好。うむ、実に素晴らしい。 『こんな怪しい奴に追従する、と?』 02とペイントされた機体からの通信。 どうも怪しんでいるような声色だ。むしろ、火事の現場でおいしそうにタバコを吸っている男を見ているような、そんなイメージを受ける声色。 『あやの、今は作戦中だから』 01とペイントされた機体のキサラギがたしなめると、あやのと呼ばれた人物は沈黙した。 まぁ当然かもしれない。唐突に高性能機で乱入してきて、しかも勝手にコールサインを名乗ったら、兵士なら誰だって怪しむ。 それにしても、なんでこの部隊は全員女なんだ? メイゼは首を傾げそうになった。 と、フワフワと、ヴァジルカ曰く愛嬌のある動きでフォースが戻ってきて、そして機体の後部に接続される。 アンノウン―――この世界ではBETEという名称らしいそれらの死体を喰わせていたのだ。 ゲージに「OVER DOSE」と表示が出ている。 情報量の増加。脳内機器の過負荷増加。処理率上昇。処理開始。 赤い光が興奮したかのようにフォースの周囲を惑星のように回っている。これで、攻撃力はけた違いに上昇する。 「フォース」は、純粋バイド素子を培養、コントロールロッドや光学チェーンにより制御されている「生体兵器」である。 吸収したエネルギーを咀嚼し、変換。光学兵器を乱射したり、ほとんどの金属を溶かす溶液を発射したりする兵装で、Rを駆るものにとっての盾であり、剣でもある。 そして、フォースにはデルタ・ウェポンという、オーバードーズ時にしか使用できない「戦術兵器」が搭載されている。 戦闘機の装備としては余りに強力な狂気の奔流。 それは、対象空間へ特殊増幅したエネルギーを解放、人為的に次元の歪みや核融合、重力の歪み、対消滅現象に、分子などの結合を原子レベルまで分解させるという、キチガイ染みた兵器。 今、もしもメイゼがデルタ・ウェポンを発動した場合、半径数百メートル、地面も含めて、全てが消えうせることになる。BETEなど関係ない。全てが無に還る。例外は、対策のなされているバイド体くらいか。 もちろん、今そんな愚かなことをしようとは思っていない。 奥の手は最後まで取っておくべきだ。 奥の手、といえば、まだ「波動砲」を一回も使用していない。 元々はアステロイドバスター、つまり掘削機として開発され、対バイドミッション発令と共に兵器として改良されたそれは、最上級のものに至っては、惑星すら破壊しかねない力をもった、人類の刃だ。 メイゼの搭乗機、「ヒュロス」にはハイブリッド波動砲システムが搭載されており、スタンダートⅡ波動砲と、バウンドライトニング波動砲がある。 スタンダードは、直進性に優れ、バウンドライトニングは、障害物にぶつかると、ダメージを与えつつ反射、しかも敵対因子をサーチするという優れものだ。 この世界において、まさに最強の兵器と呼べる。 元の地球では、この波動砲を凝縮、機銃弾のように「超連射」する機体や、長時間にわたって「照射」する機体、射程「38万km」の機体などがいた。 そう、R戦闘機とは、全ての兵器の頂点に立つべく作られた存在なのだ。 『さて、いくぞ』 『了解』 そして不知火を駆るナイトメア隊は、他の部隊の救出のため、まずは補給コンテナを回収すべく動き始めた。 あとがき。 N式です。 なかなか性格が安定せず、困っているという……。それはともかく。 ここまで過剰な装備を使っても殺しきれないバイド。その存在について少し書きましょう。 元をたどれば、26世紀――銀河系中心域に確認された明らかに敵意を持った生命体に対して使用される予定だった、空間を汚染せずに生態系を破壊する局地限定生体兵器、ということになっています。 速度を殺さずに、しかも分かりやすく戦闘シーンを書く、ということが難しいです。ハイ。 では、また次回。
https://w.atwiki.jp/new2souennokanntai/pages/824.html
トップページ イベント攻略 [部分編集] 報酬 勝利回数 1 Hard ★5 稲葉通宗 VeryHard ★6 稲葉通宗 Extreme ★7 稲葉通宗 [部分編集] Hardの編成 敵戦力:28434 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:昼・晴 敵構成 : 戦艦、重巡、空母、潜水、潜水、軽巡 敵旗艦技 : 獅子奮迅の大雄(雷撃・速力 +35%、敵艦装甲 -35%) 敵戦艦戦技 : 堅牢なる門番、金剛不動の構え、不沈の黒城 技能 : 敵空母戦技 : 不屈の翼、ヴィクトリア・アーミー、龍神の凱旋 技能 : 爆撃機 150機 敵重巡戦技 : 不滅の鉄鬼軍、重装の進撃、 技能 : 敵軽巡戦技 : 慧空眼の操舵、難航の荒波、不動の一睨 技能 : 敵潜水戦技 : 鼓翼ノ晴嵐、夢幻の急襲 x2、追討の雷鳴 x2 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、装甲上昇5 VeryHardの編成 敵戦力:94778 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:昼・晴 敵構成 : 戦艦、重巡、空母、潜水、潜水、軽巡 敵旗艦技 : 獅子奮迅の大雄(雷撃・速力 +35%、敵艦装甲 -35%) 敵戦艦戦技 : 堅牢なる門番、金剛不動の構え、不沈の黒城 技能 : 敵空母戦技 : 不屈の翼、ヴィクトリア・アーミー、龍神の凱旋 技能 : 爆撃機 150機 敵重巡戦技 : 不滅の鉄鬼軍、武力超越の加護、重装の進撃 技能 : 敵軽巡戦技 : 慧空眼の操舵、難航の荒波、不動の一睨 技能 : 敵潜水戦技 : 鼓翼ノ晴嵐、夢幻の急襲 x2、追討の雷鳴 x2、鋼砕の連雷 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、装甲上昇5 Extremeの編成 敵戦力:135399 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:昼・晴 敵構成 : 戦艦、重巡、空母、潜水、潜水、軽巡 敵旗艦技 : 獅子奮迅の大雄(雷撃・速力 +35%、敵艦装甲 -35%) 敵戦艦戦技 : 堅牢なる門番、金剛不動の構え、不沈の黒城、忿怒の一撃 技能 : 敵空母戦技 : 不屈の翼、ヴィクトリア・アーミー、龍神の凱旋、怒髪翔天の轟爆 技能 : 爆撃機 350機 敵重巡戦技 : 不滅の鉄鬼軍、武力超越の加護、重装の進撃、破砕の砲熕 技能 : 敵軽巡戦技 : 慧空眼の操舵、難航の荒波、不動の一睨、空穿つ貫雷 技能 : 敵潜水戦技 : 鼓翼ノ晴嵐、夢幻の急襲 x2、追討の雷鳴 x2、海震の弾雷、鋼砕の連雷 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、装甲上昇5 ↓コメント等 名前 閲覧数 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/ittaisan/pages/41.html
原文 元ネタ 備考 話の流れ 漫画『バキ』の「花山薫VSスペック」 『バキ』4~5巻参照 トモゾウ 漫画『バキ』のスペック漫画『ちびまる子ちゃん』のさくら友蔵 怒粧墨 漫画『魁!男塾』の月光の「怒粧墨」 侠客立ちの刺青 漫画『グラップラー刃牙』の花山薫の背中の刺青 「死ぬか!?死ぬかメガドラ」 漫画『グラップラー刃牙』の愚地克己の台詞
https://w.atwiki.jp/euphshaker/pages/19.html
「むう……」 机の上、図書館から持ち出した例の本を眺める。 表紙に何も書かれていない事を除けば、いたって普通の本である。良くわからないのは、歴史書のようにも見えるのに、未来の出来事らしき記述があることだ。 例えば「ZAC2312 ニカイドス・リベリオン」だとか、「ZAC2409 空中都市」だとか。一番最後の記述は、「ヒムカ」というもののみ。年号は記載されていない。 そして、まるでその出来事そのものを追体験させられるという状況。ついさっきも、「ZAC2110 アルフィ・サーガ 序章」というのを追体験させられた。 閉じこもってばっかで頭おかしくなったか、私。 何となく不安になって、外出することにした。 休日のヘリックシティ市街は、大いに賑わっていた。元来インドア体質で、おまけに人混みが大の苦手ときている私は、(我ながら情けないが)外に出てきっかり30秒後には帰ろうかと思っていた。 だが、人混みの中にある姿を認め、その考えを撤回せざるを得なくなる。 小さい体を覆う旅塵にまみれた外套、無造作に短めに切られた黒髪、そして真紅の瞳。 「……アル、フィ?」 それは間違いなく、さっきまで私が追体験していた出来事の登場人物、しかも主役。 なぜここに、と思いかけて、彼女がゾイド、しかもオーガノイドである事を思い出す。ゾイドならば、寿命は人間よりも遥かに長いはず。しかも彼女自身、盛んに「死ねない」と繰り返していたのだ。今この瞬間、偶然にも目の前に現れた現実は、確率こそ低いが不思議でも何でもない。 「……あ、ちょっと!」 私の姿に気付いたか、アルフィ(らしき少女)は踵を返し、人混みに紛れる。必死で後を追うが、背が低い上にすばしっこい。身なり自体は特徴的なので、見失うことは無かったが。 やがて、人通りの少ない路地へと入ってゆく。滅多な事がなければ近づかない場所だが、今回はまさにその「滅多な事」だ。躊躇している場合ではない。 そして突き当たりに着いたところで。 「……ここなら誰も見てないよ。尾行者さん」 少女が声を発した。 「いつから気付いてた……?」 「最初っから」 やっぱりか。尾行なんかしたことないし。 「で、何か用かな? えっと」 「ローナ。ローナ・レジェッタ」 いちおう、名前を告げる。 「ん。私は……」 「アルフィ、でしょ?」 少女が豆鉄砲を喰らったような顔になった。どうやら当たっていたらしい。 が、 「……なんで知ってる?」 その表情が、怜悧なものに変わった。 「……っ」 凄まじいプレッシャーに、思わず後ずさる。うちの編集長も怒ると怖いが、そんなものの比ではなかった。 「敵対意思、もしくは害意があるなら、ここで殺してもいいんだけど」 口を開いても、言葉が出てこない。情けなく首を振るしかない。 「答えなさい。どこで私の名前を知ったの?」 若干ながら、空気が緩くなる。多分、私に話させるためだろう。 とはいえ、信じてくれるだろうか? 章題だけが書かれた本を読んで、彼女の名前はおろか正体をも知ったなど。 しかし、嘘をついたらついたで即、殺される気がする。ここは正直に言うしかない。 「……この本で」 カバンから、例の本を取り出す。 「投げて」 さすがに本を投げるのはどうかと思ったが、従わざるを得なかった。放り投げると、アルフィがそれをしっかり受け止める。 「……なるほどね。預言者の回顧録か」 ぽつりと、アルフィが呟いた。 「怖がらせてごめんね。敵対意思がないなら、こっちも危害を加えるつもりはないよ」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50190.html
登録日:2022/01/07 (金) 18 20 37 更新日:2024/06/24 Mon 19 15 05 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 スペ体質 バキシリーズ バキ道 刃牙シリーズ 力士 史上最強の関脇 大金星 格上キラー 獅子丸 相撲 関脇 勝手に気ィ遣いやがったなッッ 獅子丸(ししまる)とは、バキシリーズ第五部『バキ道』から登場するキャラクター。 ●目次 概要 人物 実力 作中の活躍vs宮入暦三 vs愚地克巳 余談 概要 貴乃花金竜山の挑発による挑戦を受けた日本相撲協会が送り込んだ力士の一人。 『バキ道』では愚地克巳のライバルキャラとしても位置付けられており、克巳にとっては久々の試合相手となった。 人物 182cm・181kgという体格。対戦相手となった克巳と比較すると身長はやや劣るが、体重は力士故にこちらの方が重い。 地下闘士を素人と見ていた大相撲サイドの前提を否定し心技体が備わっている玄人と評するなど、エリート意識に溺れない観察眼を持つ。 一方で地下闘士を玄人と認識すれば大丈夫という意識を見せるなど、自信に溢れた様子を見せている。 遊び目的で情けを賭けられた際に項目冒頭の台詞を発し、その後も烈の右腕について考える克巳の態度に激怒するなど、他の力士と比較すると激情しやすい一面を見せている。 また、烈の腕とシンクロをする克巳の様子に困惑していた辺り、地下格闘士のような変態的な感覚は持っていないらしい。 克巳に睾丸を掴まれた際には「デカいね♡」と評されており、推測できる大きさからも察するに股間も立派な物をお持ちな模様。 実力 力士としての地位は猛剣と同様の関脇であり、地下に選抜された力士の中では横綱の零鵬や大関の巨鯨よりは格下に当たる。 しかし、獅子丸は幕内優勝は3回を経験しており、何と金星は18個獲得しているなど、地位以上の実力を持つ。 金星の多さから考えるに、零鵬にも勝利した経験があるのかもしれない。 嵐川理事長曰く、このような大物キラーの性質から「史上最強の関脇」との異名を持つようだ。 だが、その異名と同時に「ケガさえなければとうに横綱」とも評されており、実力の割には関脇に留まっているのは怪我が多い模様。 怪我の内容が分からないので何とも言えないが、基本的にスぺ体質(*1)であると考えられる。 怪力が持ち味の力士であり、デッドリフト400kg・ペンチブレス200kg超えの超怪力を持つ。刃牙の世界観で言うほど自慢になるかこれ? しかも日本人離れした体格かつ渋川の合気を破る力を持つ巨鯨を投げ飛ばせたのは、角界でも零鵬と獅子丸の2名しか存在しない。 地味に人間離れした速度も誇っており、何とあの克巳がマッハで加速を行おうとする間を狙って組み付くという滅茶苦茶な芸当を見せている。 力士なのに古代相撲の如く追い打ちでストンピング攻撃まで使うなど、荒々しく冷酷な戦闘を披露する。 その戦闘スタイルは実況にも「プロレスのヒール役」と表現されていた。 しかし、宮入や克巳相手に失神寸前に追い込まれる場面が多く、相手の油断や慢心で命拾いをしているだけな場面が少なからず目立つ。 一方で激昂した際にはマッハ蹴りを浴びても耐え切ってしまうというピクルに勝るとも劣らない耐久性も見せ、これには観客を大きく驚かせた。 上述した力士らしからぬ荒々しい戦闘も、裏を返せば相撲では行わない行動にも踏み込んでしまう表れでもあり、マウントポジションで打撃を試みた際には敵サイドである金竜山にも「関取が立たないでどうする」と舌打ちされていた。 『刃牙道』最終話で示唆された「10秒の密度」について触れられた初の力士でもあり、全力を出した10秒間の戦闘力は克巳に「豪雨直後に樹木や岩が混ざって正面から襲ってくる滝」に例えられた。 裏を返せばその驚異的な戦闘力を発揮する10秒間が過ぎるとスタミナは切れるらしく、そこを克巳には狙われた。 作中の活躍 vs宮入暦三 地下闘技場に挑む為に幕内力士全員が出場を希望する中で、相撲協会から選定された6人の力士の一人として登場。 徳川によって、嵐川理事長や他の力士と共に地下闘技場に案内される。 そして、徳川光成から送り込まれた岩浪混沌軍団が1人の伝統派空手出身の総合格闘家・宮入暦三(187cm・103kg)と激突することに。 ピンポイント攻撃を得意とする宮入の右上段前蹴りと親指一本拳を浴び、宮入の身体に抱きかかりながらもダメージに沈んでしまう。 その様子に勝利を確信したのか油断してポーズを決める宮入を相手に、僅かに気を保っていた獅子丸は逆襲の鯖折りを行って長期静養やむなしの脊髄損傷に追い込んで勝利した。鬼か。 vs愚地克巳 そして組まれた地下戦士VS大日本相撲協会力士代表の試合では、4試合目に克巳との対戦が決定する。 大相撲勢が3連敗をしたという現実に嵐川が力士を責める雰囲気の控室において、地下闘士に関する分析と自分への自信を獅子丸は見せる。 試合直前に塵手水のパフォーマンスを披露し、試合開始直後にマッハ蹴りを繰り出そうとした克巳の加速前のタイミングを狙ったやぐら投げを仕掛け、克巳に大ダメージを与える。 ストンピングや張り手を繰り出して克巳を徹底的に追い込むが、力士のスタミナ切れを狙って10秒間逃亡する克巳の策に嵌められて顔面にマッハ蹴りを受けてしまう。 マッハ蹴りの一撃で意識を失いかけるが、力士ともっと戦いたがった克巳の左ローキックでわざと意識を回復させられたことに激昂。 激怒の反撃の最中に繰り出されるマッハ蹴りを耐え切って顔面に張り手を叩き込んで形勢を逆転させるが、烈の右腕が勝手に動いたことによる攻撃でダウン。 回復して反撃を仕掛ける獅子丸は意識が別の方向に向いている克巳の態度に激怒するが、烈の挙動と不自然に聞こえる謎の言動を見せる克巳に追い込まれる。 何とかダウンをせずに堪えている獅子丸は「最後の全力」を宣言し、これが結ばれなかった場合は克巳が勝利すると断言。 克巳の猛攻を耐え切った末に組み伏せてからの全力の頭突きでマウントポジションを確保するが、不慣れな姿勢での攻撃を仕掛けたことで反撃として睾丸を掴まれて脱出を許してしまう。 金的攻撃で動けなくなった獅子丸は克巳に顎を蹴られて立てなくなった…と思いきや、追撃を止めて克巳は闘技場から退場。 なんとーーッッ 勝者は獅子丸ッッ!!! 大相撲一矢報いるッッ 光成は獅子丸の左腕を持ち上げて彼の勝利を示し、ついに3連敗をしていた大相撲の初勝利が確定した。 内容では完全に負けていた獅子丸は困惑を見せるが、光成は闘技場から退場した克巳の負けだというルールを告げる。 一方で克巳は退場後に刃牙と対面し、退場した理由はそれ以上の追撃を行うと獅子丸を破壊してしまう危険性があったためだった。 試合後は他の力士と共に零鵬の試合の観戦を行っていた。 ちなみに、炎と零鵬も地下闘士チームに敗北したため、結果として大相撲チーム唯一の勝者となった。 余談 金星を18回得ている獅子丸だが、2022年時点での現実の大相撲における歴代最多金星獲得記録は安芸乃島勝巳の16個である。獅子丸のモデルとなった力士も同じ関脇である安芸乃島だと推測されている。 宮入との試合ではダウンして膝をついているように見える獅子丸だが、この描写には一部の読者からは「相撲のルール基準では負けてしまっているのでは?」と疑問の声が出た。このような意見を気にしたのかどうかは不明だが、単行本ではギリギリで膝を付いていないことが分かりやすく示されるように微妙な修正(改変)がされている。ずっる~~………。ただし、獅子丸は鯱鉾などと同じく地面に倒れても地下闘技場のルールで敗北認定されていなければ気にしないタイプらしいので、地面に膝を落とそうが問題ないと言えば問題ないのだが。 「追記・修正が」十分に備わっている 選り抜きの編集集団てことッス △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ベンチプレス270kgの末堂先輩がいるから実質相撲って空手に手も足も出てないんじゃね? -- 名無しさん (2022-01-07 20 54 43) 「力士ともっと戦いたがった克巳の左ローキックでわざと意識を回復させられた」「退場した理由はそれ以上の追撃を行うと獅子丸を破壊してしまう危険性があったため」 勝ちを譲られてなお実質1勝2敗の負け越し…… -- 名無しさん (2022-01-07 22 42 35) 噛ませの混沌軍団と戦ったけど、負ける寸前まで追い詰められたという信じられない力士。……いやあの混沌軍団って噛ませとして用意されたんスよね? -- 名無しさん (2022-01-07 22 44 49) そもそも何のために表力士とグラップラー共は戦ったのかという話になってきてるのが酷いんですわ、「初代スクネの墓参りにも来ないたるんだ表力士に鉄槌を下す」という話だったはずだけど、終わってみたら「表力士もやるよねー、二代目スクネは勇次郎やジャックと戦うよ」っていう、前の話はなんだったの?って感じになってるし -- 名無しさん (2022-01-08 00 29 08) 樹木や岩が混ざった滝が10秒程度なんて、楊海王なら余裕で耐えれるじゃん。 -- 名無しさん (2022-01-08 04 26 19) ワイ武蔵編の最後でバキ読むのやめた民。記事見ても1ミリも相撲編面白そうに見えない。 -- 名無しさん (2022-01-08 09 14 57) ↑2 たるんだ奴をシメるつもりで行ったら、結末はほぼ全勝だけど思ったよりやるやんって話じゃね -- 名無しさん (2022-01-08 09 23 13) ハットリくんとは関係ないのか…… -- 名無しさん (2022-01-08 20 50 54) ↑2 うん?初代スクネの墓ほったらかしどうなったのって話を投げ捨ててやってるのが意味不明だって事だが -- 名無しさん (2022-01-08 22 28 17) がちがちに締めるマワシがあるというのに、どうすれば金的できるねんという話が -- 名無しさん (2022-01-09 13 00 28) 無理にレギュラー陣に絡めない方向で獏先生らスピンオフ作家陣にフォローされてほしい・・・相撲編全体にいえるけど -- 名無しさん (2023-12-05 11 38 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/222seihaisensou/pages/98.html
影は日光を跳ね返して白く輝いていた。 しかし獣じみた、いや、怪物じみたスピードでビルからビルへ、マンションからマンションとへと跳ぶように駆けるその白い姿を多くの人々は目に留めることはなかった。 人々は、太陽に釘付けになっていた。 未遠川から程近い新都にあるビル。 なんの変哲もないその建物は太陽の光と見えざる力に満ちていた。 神秘から遠いNPCでもわかるその異様、可視光線として空を焼く一筋の炎。その様な神話の光景を見れば、誰もが自然と足を止め見いってしまう。 それは人間の性か本能か。 わかりはしないが、多くの人間がその太陽に魅せられていたのは事実であった。 皆が太陽を見ていたのは、セイバー・テレサにとって幸運と言えるだろうか。誰も街を駆ける彼女に気を留める者はいない。何人もの視界に入っているはずなのに、盲点に入ったのかのようにその姿は光に消える。影である彼女の行軍は見向きもされず、ただ彼女は橋へ橋へと翔る。 一つ不運があるとすれば、太陽に曳かれるのはNPCだけとは限らないということだ。 「なんか最近吐いてばっかな気がする……」 (以外と、すんなりいったな。) 便器に向かってゴスロリ姿でえづく、マスター・チョコの背中をさすりながら、セイバーはそんなことを思っていた。 なんとかあのランサーはやり過ごした。 ランサーの同盟相手であろうバーサーカーもこちらに気づくことはなかった。 どうしても姿が見えざるをえない橋への飛び移りも、騒ぎになることはなかった。 困難な三つの障壁はあっけなく解消されセイバーはマスターの元にたどり着いたというのは、やはり幸運だからだろうか。 ーーと言っても、そもそもランサー・カルナとバーサーカー・ヒロは同盟を組んでいないどころか片方が片方を一方的に敵視していたりするのだが、それはセイバーの妖気探知を持ってしてもわからないことだーー 「……そろそろ場所を移すか。」 チョコひとしきりえづき、落ち着いたのを確認するとセイバーは考える。 今現在、あの馬鹿げたランサーはまだ戦っているようだ。妖気からするに、相手は病院の近くにいたサーヴァントだろう。二騎の戦いのせいで同盟相手と思われるサーヴァント達の動きは把握しにくいが、移動を開始したようだ。 現段階でセイバーが動きを監視できるのはこの三騎。その全てが対岸にいる。ならば、逃げようと思えば西岸を西へ行くなり南へ行くなりすべきだが。 (あのランサーと戦えるのか……) しかしセイバーは躊躇する。 セイバーにとって、マスターとの合流は重要でありその身の安全は第一に考えねばならないが、一方でランサーに太刀打ちできるだけの同盟を作る必要性もある。一度マスターの元に戻ったのも、その必要性に迫られたからという理由もある。 そして今、目の前に、まさにランサーと堂々と渡り合っているサーヴァントがいる。妖気探知でも捉えきれぬほどの高速移動を繰り返すそのサーヴァントは、確かに同盟相手に相応しいと言えよう。 どう動くべきか。迷うセイバーは更に妖気探知に神経を尖らす。戦況はわからないが、介入するということも考えるべきかもしれない。 「ッ!?」 「ェエ……うん?セイバーさーー」 思わず息を飲んだセイバーに続き、チョコも顔をひきつらせる。 数瞬後、はっきりと衝撃が音を伴い彼女達の元に届く。まるで、隕石でも落ちたようなそのインパクト。 「今のは……爆発?それに魔法の……」 「!……挟まれたか……」 セイバーはトイレの壁、南西の方角を向いた。対岸で起きたと思われる爆発や、それによって戦っていたサーヴァントの予備軍が消失したことは気がかりだが、今はそれどころではない。 サーヴァントの接近。それを明確にセイバーは感じ取っていた。 10時48分。 「凛、後ろに!!」 バイクに股がり叫ぶセイバー・アルトリアに返事をするまもなく、遠坂凛は飛び乗る。本来は彼女用のバイクもあるのだがエンジンをかける時間が惜しい。 「行ってーーッ!!」 「掴まって!しっかり!」 凛の声を聞き終わるより早くセイバーはバイクを走らせる。 異常事態が起こっていることは明らかだった。 セイバーが家に戻ったのと同時に北から凄まじい魔力を感じたかと思えば、はっきりとわかる衝撃波が来たのだ。 遠坂邸は雨戸を閉めていたことが幸いしてか、それとも家にある魔術的な加工のおかげか、辛うじて被害に遭わなかったようだが、周辺の家々の窓ガラスは軒並み割れている。それどころか、爆心地と思わしき場所からはもうもうと土煙が立っていた。あれでは生きている人間がいたとしても窒息死は避けられないだろう。 「学校へ!」 「とにかく距離をとって!市街地でも平気で攻撃するなんて……!」 セイバーは400馬力の愛馬に拍車をかけると全速力でその場を後にした。マスターを抱えている以上、あの対軍宝具に対抗することは難しい。かといって、マスターを単独行動させることはアサシン等の危険性を考えればできる限り避けたい。今は安全な拠点の外なのだ。 猛スピードで二人は西へと向かう。 学校方面へと移動することを決めたが、目的地はない。何はともあれ、今はできる限り謎の攻撃から間合いをとらなければならない。状況を整理できない以上、整理できるようになる場所までひたすらに走らねば。 背後から、再び爆音が響く。 あのランサーの一撃に匹敵する攻撃が、また放たれたようだ。加速と風圧と衝撃に目を細めながらも、なんとか凛は後ろを向く。 「なんなの、あれ……」 止まって、とポツリと呟いた凛の声をセイバーは耳にした。何かに絶句したかと思いきやそんなことを言うマスターをセイバーはいぶかしむも、ミラーに映る光景を見てその言葉に従うことにした。 睥睨するかのごとく、そのサーヴァントは悠然と飛んでいた。 まるでこうして中空にいて当たり前だとでもいうかのように、その真っ黒なサーヴァントは、未遠川の上空辺りを海の方へと飛んでいく。 音や光や衝撃はなかった。 もはや静かに、その異形のサーヴァントは飛んでいく。 一つの戦いが終わったことは明らかであった。 「……街へ行って。」 数秒か数十秒か。 言葉もなくサーヴァントを見送った二人の沈黙は凛によって破られた。 「あの土煙のですか。」 「今調べておかないと。なにか手がかりの一つでも見つかるかもしれない。それに。」 凛は視線を北東へ向ける。もうほとんど甲冑のサーヴァントを見ることはできない。 「少なくとも、一番安全だから。ある意味ね。」 10時30分。 (どのくらいかな……) 五代雄介ことライダーは、バイクを停めると顎をさすりながら考えている。かれこれ十分。そしてその目線の先には、一つの女子トイレ。端から見るとどう言い繕っても不審者扱いされそうだが、不思議とライダーの雰囲気と合わさって謎の座りのよさをもった光景になっている。 彼はマスターであるクロノから調査という名の追い出しを受けたが別に気にするようすもなかった。確かにサーヴァントがいたらいろいろマズイこともあるだろうし冬木大橋の調査もいずれ必要になることだ。それに彼自身、こうして町をバイクでふらつくのも嫌いなわけではない。むしろ好きなほうだ。町並みを知ることも考えてあっちへふらふらこっちへふらふらとバイクを動かし、うまそうなレストランや謎の出版社やらやけに店主が好青年のクリーニングやらを見つけてややテンションが上がる。NPCとはいえ、こういった人の息づかいが感じられるのは、ライダーからすれば良いものだ。 とはいってもいつまでもそんな散歩が続くはずもなく、目的地としていた冬木大橋の東岸で謎のレーザーが飛び交っているとなれば現場に急行せざるをえなかった。彼の運転中はレーザーなどほとんど見えなかったが、クロノ曰く明らかにサーヴァントだという。そう言われれば当然ライダーは大橋へと向かったし、さすがに近づけばビルが吹き飛ぶ瞬間を目にすることはできた。 さて、問題はここで起こる。 ライダーは一際大きな爆発の後、一度緑のクウガに変身し偵察しようとしたのだが、そこで自分の近くにサーヴァントがいることを発見したのだ。 これにはライダーは困った。謎のレーザーサーヴァントの他に何騎もサーヴァントがいる。しかも一番近くのサーヴァントは一キロもないところにいるのだ。しかも相手は実体化して剣まで持ってこちらを見ている。どうやら向こうも気づいたらしい。 しかしそこは二千の技を持つ男。この様な場合の対応も心得ている。 彼の頭にあったのは動物と仲良くなる方法だ。一般的に動物は、自分に向かってくる者を警戒する。サーヴァントも生き物みたいなものだから基本的にはそうだろう。ではどうするか? 『……五代さん、もう普通に話しかけたほうがいいんじゃ……』 『たぶん、もう少しで出てくると思うんだよね~。あっちも襲おうって気はないと思うし。』 『せめて変身だけでもしておいたほうが……』 『う~ん……』 待つ。これにつきる。 ただひたすらに相手から向かってくるのを待つのだ。どんな動物でも見知らぬものを見れば好奇心が湧く。そうして近寄ってきたところで接触するというのだ。 更に五分。十分。 時間はどんどん過ぎていく。 そしてついに合わせて二十五分目になりかけたとき。 『本当に出てくるとは……』 『ね?ほらね?』 ついに天岩戸が開くかのごとく白いセイバーが姿を現した。 「お前、相当な物好きだな。」 疲れた顔で出てきたセイバーににこやかにライダーは笑いかける。 「ちょっと、お話でも。」 「なら入ってこい。一番奥の個室だ。」 『チョコ、本当にいいんだな?』 『だってこのままつきまとわれても嫌だし……』 『……クロノ君、どうしよう?』 『……自分で判断してください。』 『でもサーヴァントが勝手なことするのも……』 『……女子トイレに入れって、命令すればいいんですか。』 『なんか、ほら、人としてさ。罠かもしれないとかも、ね?』 『罠だと思いますか?』 『いいや。』 『……』 『……』 『入ります。』 『お願いします。』 暫しの瞬順の後、ライダーは霊体化する。さすがに仮面ライダーが女子トイレに入るわけにはいかないが実体化してないならセーフ理論である。 「お邪魔しまーー」 「キモッ!?」 「顔だけ実体化するな……」 「ちょっと全身は……越えちゃいけない線があるかなって……」 そう言いながらも、さすがに顔だけはマズイと思い上半身だけ実体化する。 「で、同盟でも組みに来たか?」 「あ、やっぱり。実はけっこうそう思ってる人多いと思うんですよね~。あ、名刺を「いらない」……」 「セイバーさん……」 「……わかったもらっておく。ただその前にいくつか聞きたいことがーー」 10時47分、衝撃。 セイバーが話しをやめ南を見る。ライダーは思わず実体化すると同じく南に顔を向けた。 彼らの話し合いがようやく始まろうというときに、もう一人のクウガの第一撃は放たれた。 こうしてトイレの個室にサーヴァント二騎と女子小学生一人がぎゅうぎゅうずめになるという空間のまま、聖杯戦争は新たな場面を迎えた。 【深山町北端・港湾施設/2014年8月1日(金)1049】 【黒鳥千代子@黒魔女さんが通る!!】 [状態] ゴスロリ、疲労(小)、魔力消費(小・微消耗中)、幸運上昇、ルーラーが色々気になる。 [装備] チョコのゴスロリ、杖(輪島塗の箸)、リュックサック(普段着のイケてないオーバーオール収納)。 [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 ムーンセルでなんとか頑張る。 1 また爆発?! 2.目の前のサーヴァント(五代)を警戒。 3 桃ちゃんセンパイと育ちゃんか……かなりまともそう。 4 橋が落ちたらどうやって向こう岸に行くんだろう。 5:ミュウイチゴが気になる。 6:今日の夜12時までに黒魔法のリストを書いて冬木教会の喫茶店にいるルーラーに持っていく。 7: 真田幸村を調べたいけど━━ 8:あんまりさっき言われたサーヴァントのことはわかってない。 9:これからどうしよう‥‥ [備考] ●ルーラーの真名をほとんど看破しています。 ●ゴスロリを着たため魔力の供給が増え、魔力感知にかかりやすくなります。セイバーを実体化させて妖気探知や妖力解放やデルフリンガーを持たずに戦う、もしくはセイバーを霊体化させて妖気探知を全力で行わせる場合、本人の魔力は消耗しません。 ●彼女の友達役のNPCが存在し、本選での活動の結果デフォルトの状態より好感度が上がりました。有益な情報を持っているかは不明です。また心なしか彼女達と彼女達の周辺にいた人たちに良いことが起こる可能性があります。 ●気の持ちようで一度だけ任意のタイミングで幸運による判定をやり直せるかもしれません。 【セイバー(テレサ)@クレイモア】 [状態] 筋力(40)/B+、 耐久(40)/B、 敏捷(80)/B+、 魔力(50)/A+、 幸運(20)/D、 宝具(40)/B、 実体化、ダメージ(小)、魔力消費(中)、気配遮断、妖気探知、剣が折れた、デルフリンガー所持 [思考・状況] 基本行動方針 当面、諜報活動に専念し戦闘は最低限に抑える 1 またあのランサーみたいなのか…… 2:金ぴかのランサー(カルナ)に最大限警戒、チョコにセイバー(アルトリア)との同盟を進言するが、まずはこのサーヴァント(五代)か…… 3 悪くないな、この剣。 4:チョコの軽さを注意、ルーラーを色んな意味で警戒。 5:赤いランサーの真名を調べたいけど━━ 6:バーサーカー(小野寺)の索敵能力は警戒しておく 7:ランサーは何でわざわざ真名を名乗ったんだ? 8 これからどうするか…… [備考] ●赤いランサー(真田幸村)の真名と魔力とある程度の戦法、黒いバーサーカー(小野寺ユウスケ)の魔力とある程度の戦法を確認しましたがマスターではないのでステータス等は確認できていません。 ●バーサーカー(小野寺ユウスケ)のベルト(霊石アマダム)が弱点部位だと何となく理解しました。 ●冬木大橋付近と自宅付近と病院付近で妖気探知していた結果、リップバーン・ライダー(五代雄介)・クロノ・バーサーカー(サイト)・ランサー(アリシア)・バーサーカー(ヘラクレス)・ルーラー(ミュウイチゴ)、アーチャー(ワイルド・ドッグ)、アサシン(千手扉間)、キャスター(兵部京介)、セイバー(アルトリア)、ランサー(カルナ)、イリヤ(pl)、バーサーカー(ヒロ)、デルフリンガーの魔力を把握しました。またおぼろげながら周囲にいた人間の気配も感じました。 ●イリヤ(pl)とアーチャー(クロエ)の妖気を同一の物と誤認しました。 ●妖気探知の範囲で現時点までに上記以外のサーヴァント・マスターの情報はありません。また霊体化中は妖気探知の能力が低下します。 ●予選時にどの程度他のチームの情報を得ていたかは後の書き手さんにお任せします。 ●病院に赤いランサー(真田幸村)がいると考えています。 ●大剣が壊れましたが、量産品故に魔力で修復可能です。ただし短時間で修復するには多大な魔力が必要になります。 【ライダー(五代雄介)@仮面ライダークウガ】 [状態] 筋力(10)/E、 耐久(20)/D、 敏捷(10)/E、 魔力(10)/E、 幸運(40)/B、 宝具(??)/?? 実体化、魔力消費(小)、精神的消耗(小) [思考・状況] 基本行動方針 クロノ君を助けながら聖杯戦争を止める 0.乗っているサーヴァントとは殺し合うしかないのか…… 1.この爆発はーー 2 サーヴァント(テレサ)と協力できれば……? 2.あの子(亘)は無事なのか……? 3.できたら協力してくれる人が欲しい [備考] ●バーサーカー(小野寺ユウスケ)の存在にはまだ気づいていません。 ペガサスフォームに変身すれば存在を感知できるかもしれません。 ●封印エネルギーを込めた攻撃は「怪物」の属性を持つ者に追加ダメージを負わせることができるようです。 ただし封印エネルギーによるダメージは十分程度時間が経つと自然に回復してしまいます。 【深山町・マウント深山商店街・喫茶「翠屋」/2014年8月1日(金)1049】 【クロノ・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's】 [状態] 魔力消費(小)、カフェインによる活性。 [装備] S2U(待機)、デュランダル(待機) [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 聖杯戦争、ムーンセルについて調査する 1.翠屋のマスターとしての役割を演じ、情報を集める。 2.この爆発は!? 3.あの女サーヴァント(リップバーン)は一体……? 4.折を見てマスターと確認できた少年(亘)と接触する [備考] ●深山町マウント深山商店街にある喫茶店「翠屋」が拠点として設定されています。 クロノはそこのマスターです。 ●リップバーンの死や行動について強い疑念を感じています。 ●翠屋を拠点化しました。建物内の対象にたいして魔力を感知しづらくなります。またそれ以外にも何らかの処置が施されている可能性があります。 ●冬木市におけるクロノ・ハラオウンについての記憶を整理しました。NPCに違和感を与えにくくなります。 【深山町南西部/2014年8月1日(金)1049】 【遠坂凛@Fate /Extra】 [状態] 魔力消費(小)、疲労(中)、精神的疲労(小) [道具] ナイフ@Fate /Extra、ドール(未完成)@Fate /Extra、その他多数の礼装@Fate /Extra [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 当然、優勝を狙う 1:市街地(クウガの攻撃地点)に向かう。 2:礼装、ドールを改良する(索敵・感知系を優先) 3:闇討ちや物量戦法を強く警戒 4 銀色のセイバーにランサーと戦ったサーヴァント……同盟か…… 5:なんとなく遠坂家が没落した理由がわかった気がする…… [備考] ●自宅は遠坂邸に設定されています。 内部はStay night時代の遠坂邸に準拠していますがところどころに凛が予選中に使っていた各種家具や洋服、情報端末や機材が混ざっています。 ●現実世界からある程度の資金を持ち込んだ他、予選中株取引で大幅に所持金を増やしました。 まだそれなりに所持金は残っていますが予選と同じ手段(ハッキングによる企業情報閲覧)で資金を得られるとは限りません。 ●遠坂邸に購入したスズキGSX1300Rハヤブサ@現実が二台置かれています。 アルトリア機は青いカラーリングで駆動系への改造が施されています。 凛機は朱色のカラーリングでスピードリミッターを外した以外には特に改造は施されていません。 ●セイバー(アルトリア)から彼女視点での第四次聖杯戦争の顛末を聞きました。 【セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)@Fate/stay night】 [状態] 筋力(50)/A、 耐久(40)/B、 敏捷(40)/B、 魔力(100)/A+、 幸運(100)/A+、 宝具(??)/EX、 健康、実体化、魔力消費(中)。 [思考・状況] 基本行動方針 聖杯の力で王の選定をやり直す 1:市街地(クウガの攻撃地点)に向かう。 2:凛に独断専行を謝罪し、対ランサー(カルナ)の同盟相手としてセイバー(テレサ)を推薦する 3:ハヤブサの整備を凛に頼みましょう。 4:何故冬木が会場に……それにイリヤ…… [備考] ●第四次聖杯戦争の記憶を引き継いでいます。 ●スズキGSX1300Rハヤブサを乗りこなせるようになっています。 騎乗スキルの低下を第四次聖杯戦争での経験とバイクの知識を深めることで補っているようです。 ●スズキGSX1300Rハヤブサは小破していますが走行に影響はないようです。
https://w.atwiki.jp/mus213/pages/102.html
※PL名は敬称を省略しております アルト(PL:当Wiki管理人) ソル・シエール生まれのテル族。 イム・フェーナのやり方が気に入らず、ホルスの翼に降りる等の異質なテルとして過ごしてきた。 1回目のシェスティネの調査にも参加し、その後からソル・クラスタ周辺の地表の街に住んでいる。 本来は無用な開拓に対する監視の目としての役割だが、当の本人はその気は全くなかった。 (詳しくはこちらを参照) ミネ(PL:結村 さん) アツタネ(PL:くー さん) ケンザ(GM:たか=ゆき さん)こちらよりどうぞ フィア(管理人オリジナルキャラ) クラスタニアのレーヴァテイルβ純血種。 職業訓練の終了後からずっとトコシヱ隧道に住んでいた諜報員で、惑星再生後はクラスタニアと大牙との橋渡し役を担っていた。 現在はソル・クラスタ周辺の地表で警護団の一員として、そして開拓の事務作業を担うことで復興に貢献している。 アカネ(原作キャラ) クラスタニアのレーヴァテイルβ純血種で、将軍。 支部をメタファリカに設け、第三塔が消えた今はそこを主流に活動している。 ソル・クラスタ周辺の地表開拓の監督者でもあり、シェスティネの保護を巡ってテル族の長・フラウトと協議をしている。 懐かしき未踏の森で > 後日談 > 登場人物
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/1164.html
意外に広い都市公園で、うつぶせになって倒れてるオッサンの左手が微かに動いた。 色彩のおかしい右手が少し離れたところにある。 下顎も微細骨折を通り越した感じになっていて、まだ見ぬ発見者に叫ばれそうだ。 柳龍光との果し合いに応えるべきかどうか、渋川は迷っていた。 柳からの果たし状をOAバブル時代のコピー機で1枚複写し、園田にFAXした。 しかし園田からの返事は無かった。(機械モンは苦手じゃわい・・・・・)。 時刻が近づいてきたから、武道家の意地に流されるように支度をした。 途中、流体で言えば水門や滝に相当するようなハードルがたくさんあった。 そこを流されて流されて、着いたときなぜか勝負は既に終わっていた。 勇次郎との再戦に応えるべきかどうか、本部は迷っていた。 本部以蔵、「支部以蔵(渋いぞう)」の芸名で地元の催し物に出ようとしていた矢先。 銃刀法の観念が1960年代で止ってる本部の携帯電話は、勇次郎からのコールを受けた。 「練馬祭のチラシを見たぞ」「せっかくだし、鬼を斬ってみないか」「場所は・・・」。 本部は電車で二駅向こうの街へ、鬼の公園目指して道場を飛び出した。 バキの通う高校には、先月から第2学年に強烈な転校生が来ている。 日々野晴矢。世界的な大事件だった連続脱獄の余波で、転校してきた。 「ステュクス」での乱闘事件が、スペックの再逮捕の前に起きていたことで 捜査のメスが入った。晴矢も或る意味で、彼らと同じタイプの人間だ。 「下僕(ダチ)」のフォローもあり、この高校でやり直すことになったのだ。 晴矢は、本気で世界征服ができると信じている。 だが決して、誇大妄想狂でもないし猪突猛進型の馬鹿でもない。 ケンカの構想を練ったら、そのための相手を調べる。"武丸"程度ならそんな必要なかった。 しかし2年生になってから豪田との再戦や天野瑞希、御坊茶魔に辛勝したことから 晴矢は敵を知ることの重要性を知った。そして、範馬刃牙との戦いを避けている。 晴矢は最初、その人物に好感を持っていた。 資料が示す事実は、晴矢の夢が人間に不可能な事ではないのを証明していた。 その人物は朱沢鋭一○害事件(時効)の最重要参考人(次点はドリアン)だ。 傭兵としての武勇伝に、「ガイヤの頭をボコボコにしたのを見た」というものがある。 飛騨のUMAを狩り、それがどうやら素手によるものらしいこと(UMAの頭部は紛失)。 もう、「乗り場」(『範馬』の暗号)の実家どころじゃなかった。好感は畏怖に変わった。 晴矢には、バキに対し手加減して勝つほどの強さはない。克ち合えば、やるしか無いのだ。 策と速攻、それも最短の手数が成功しないなら自身の重篤を意味する。六分四分で晴矢だ。 そして、過去にバキの存在を脅かした事のある強者がどうなったのか・・・・・・。 「猿酒なんか、酒精で弱い雑菌を淘汰してあるから腹壊すぞ」。 ガイヤの相棒(バーディ)と山へ行ったとき、晴矢は負け惜しみを言ったことがある。 高校に上がって初めての負け惜しみだ。防衛大学校OB訪問から約3週間後の出来事。 本当は、樹上で発揮する野猿の身体能力は連れ合い(ガイヤの相棒)を上回ると聞いて まだ見ぬ猿に対しびびったのだ。 高校では「大学進学を目指しているから」吹聴し、不良たちから絡まれないようにしている。 そうすることで、「こいつには勝って当たり前、ワンパンKOでもされたら青春終わり」と 思わせているのだ。バキとの戦いの芽を、除草剤(農薬)でも撒くかの如く摘んでいる。 柳の手にかかったら、どんな生物も大変なことになる。 その手が全摘出になった後でも、帰るフリをしてからの流れるようなコンビネーションで 確実に仕留める。そして、仲間たちに対しワケのわからん言い訳を繕う。 まさに、鬼。近くの民家で盗撮の番をし、満を持して出てきた鬼。柳を○す気だったとしか思えない。 意外に広い都市公園が薄明るい太陽を迎える頃、茶色い猫が鉄臭いシミを不審そうに嗅いでいた。 不審そうに、というのは人間(近くの高校の女生徒たち)の主観だ。本当のところはわからない。 持って帰って、「タマ」と名付けたいぐらい普通の茶色系の色をした猫だ。 陽が薄暗くなる時、晴矢は夕刊で柳龍光の貨客船ジャックを知った。 貨客船の出発時刻から考えて、凄い数の私服警邏が自分を狙ったものでないのを推定した。 「やめるか~~ァ、世界征服」。何げない独り言がデストラーデ高のノボルにインスピレーションを与えた。
https://w.atwiki.jp/dhuema_fan/pages/134.html
現状、ただのΘバキのコピー。誰か黒バキへのIN、OUT、検討して - トム 2013-05-04 09 15 46 ザビミラ、ファンクとかじゃないすか?? - ギフト 2013-05-04 10 34 30 繋ぎにヴィルとか? - 名無しさん 2013-05-04 12 56 03 とりあえず、編集しました。 - トム 2013-05-04 15 46 52 ザビミラた永遠のプリンプリンは確実にいらないと思います・・・正直腐ります。ドン込むが3なのと、ローゼスがいないのが特に気になりますね。まずヴィルヘルム、覇は増量かと思います。 - らぶーん 2013-05-24 22 06 32 とりあえず編集。環境落ちしているとは思うが、中堅程度には勝てる。バキの枚数はウェディングと合わせて2程度。最悪バキ抜いて白抜きビマナとして運用しても構わない。 - おにへつ 2013-12-30 02 57 53 黒で刃鬼に入れるとしたら、ファンク帝穴ロスマイジェニーハンゾウ、あたりでしょうか。 - 名無しさん 2014-01-12 07 50 14 ローゼスと刃鬼それぞれ2枚ずつが1番安定する気がする - 名無しさん 2014-07-13 15 25 07